先ほど、最新版のVer.2.40.0374を公開しました。下記の変更点について補足の説明をいたします。
・タスクバーに情報を表示する機能を追加。
この機能を有効にすることにより、Alt+Tabキーでの切り替えが可能になります。これは暫定的な機能追加です。将来的にはタスクトレイへの常駐を考えており、その際には削る可能性が高いことをご承知おきください。
・スペースキーで情報を表示する機能を追加。
・エスケープキーで情報のスクロール表示を中止する機能を追加。
これらの機能について設定等は不要です。枠なしウィンドウのため見分けにくいのですが、キー操作にはLED発車標のウィンドウがアクティブである必要があります。タスクバーへの表示との併用をおすすめします。キーボード操作ですばやく情報を確認したい方におすすめです。なお、スペースキーについてはINIファイルの編集で無効にすることも可能としてあります。
・情報を倍角表示、点滅表示する機能を追加。
・スクロール表示の開始時および終了時の遅延を設定する機能を追加。
INIファイルの編集が必要になります。あまり実用性はないと思われますので、GUIでの設定には対応しませんでした。遅延時間はミリ秒単位で指定できますが、正確に測れる保証はありません。また、5000ミリ秒(5秒)以上の値を指定するとデフォルトの500ミリ秒を指定したものとみなされます。
・プロポーショナルフォントを使用している場合、情報のスクロール時に文末が途切れる場合がある問題を修正。
テキストの描画後にマスク画像を生成する箇所で描画幅を実際のテキストの幅に合わせる処理が抜けていました。まだ不具合がある可能性もありますので、基本的には等幅フォントをおすすめします。
・アンインストール時にプログラムファイルが使用中の場合、再起動後に削除を完了するように変更。
プログラムファイルが使用中で削除できなくても、そのままアンインストールを完了してしまっていました。これにより、再インストール時には既にプログラムファイルが存在しており書き換えが行われず、以降のアンインストールではユーザーが生成したオリジナルファイルとみなされて削除されないまま残るということになっていました。同じバージョンでも必ず上書きするようにし、使用中であれば再起動してから削除するようにしました。
・新規インストール時に設定変更なしで情報のダウンロードと表示が行なえるよう、設定のデフォルト値を変更。
ガジェット系のソフトウェアがユーザーの明示的な操作なしにインターネットにアクセスする動作について、既に広く一定の了解が醸成されていると判断しました。LED発車標をこれからお使いになる方に配慮しました。なお、上書きインストールの場合は設定の変更はされません。
・抽出ルールを更新。
「相模鉄道」「JR西日本」「都営地下鉄」の変更に対応しました。