近日中に「LED発車標」をバージョンアップします。現時点での変更点は下記の通りです。
〔2006/10/26〕 Ver.2.30 (2.30.0329)
・液晶画面上で見やすくするため、文字の色を変更。
・液晶画面上で見やすくするため、スクロール表示に残像をつける機能を追加。
・情報が抽出できなかった時にタイトルを除くテキストを表示する機能を追加。
・大文字と小文字を区別せずに抽出ルールを適用する機能を追加。
・情報を橙色一色で表示する機能を追加。
・条件ごとに別のサウンドを再生する機能を追加。
・スクロール表示の速度調節の精度を向上。
・設定項目に「終了時と同じ位置にウィンドウを表示する」を追加。
・複数起動時にウィンドウが重ならないよう、「終了時と同じ位置にウィンドウを表示する」設定を無視する機能を追加。
・マルチモニタ環境でウィンドウをプライマリモニタ以外に配置しても位置情報がプライマリモニタの領域内の値にリセットされる問題を修正。
・Windows終了時にウィンドウの位置が保存されるように変更。
・「オプション」ダイアログで範囲外の数値を直接入力して閉じると実行時エラーが発生するバグを修正。
・ツールチップ（バルーンヒント）に抽出ルール名が重複して表示されるバグを修正。
・半角カナおよび一部の半角記号を全角に変換する処理で異常終了することがある不具合を修正。
・UTF-8を使用したページに対応。（新しいバージョンのNKF32.DLLを添付。）
・ショートカットメニューの項目の配置を見直し。
・ショートカットメニューに「サポート情報」を追加。
・抽出ルールを更新。
ページのデザインが変更されるなどして抽出ルールが適用できなくなった場合、これまでは何も表示されなくなってしまっていましたが、必ず何かは表示できるようになります。また、異常時に情報が表示できなかったページにも対応できます。
液晶画面ではスクロール表示が見づらいのですが、実物（LED）と同様の残像（※LEDの立下り遅延）を描くことにより、ちらつきを低減します。従来方式では文字の縦画が半分の細さに痩せて見えますが、新方式ではきちんと1ピクセルに見えます。
また、ウェイト処理に使うコマンドを変更し、OSやCPUの違いに関わらず、ほぼ一定の速度でスクロール表示ができるようにしました。お使いの環境によっては現バージョンより遅く感じられるかも知れませんが、実物（駅にあるもの）の速度に近くなったということでご容赦ください…。
上記のほかに、URLと抽出ルールのファイル形式の変更に手を着けるか迷っています。変更する場合、以下のようにする予定です。
・抽出ルールとURLの関連付け項目を追加。
・設定項目の名前と「見出し」の兼用をやめる。各URL、各抽出ルールごとに「ヘッダー」「フッター」（抽出された文字列の前後に追加する文字列）を設定可能に。
・URLごとに「大文字と小文字を区別しない」を設定可能に。
上記の改良まででVer.2.x系列の最終版とし、今後はVer.3.00の開発に着手する予定です。
・ダウンロードと抽出処理のマルチスレッド対応化。（ActiveX EXEを使ってアウトプロセス化。）
・URL＋抽出ルールを一つのファイルに。（プラグインフォルダ内に設定ファイルを入れると対応サイトが増える。標準添付は関東のみにする。）
・オンラインアップデートに対応。（デフォルトではオフ。）
・抽出エラーのレポート送信機能。（デフォルトではオフ。）
やや時代遅れの感もありますが、引き続きVB6.0で開発しますので、以前のOSでも快適にお使いいただけるようにできそうです。
LED発車標 バージョンアップのお知らせ（予告） - 
