「マウスが近づくと非表示になる機能を"駅" 時計に追加して欲しい」というご要望をメールでいただきました。以前に[88],[125]でも同様のご要望をいただいています。
ウィンドウを最大化して使うことの多い方の場合、常に画面の右上には最小化ボタンや閉じるボタンが並んでいることと思います。右利きの人にとっては時計を右上に置くと見やすいのですが、同じ理由でボタン類も右上にあるのでしょう、きっと。
マウスが近づくと非表示になる機能を設けているソフトの作者さんは、背面のアプリケーションを操作するために設けているのでしょう。要は背面のアプリケーションの操作ができればよいわけです。私はWindowsの標準から大きく外れる動作をする機能の追加は避けたいと考えています。
※「ダブルクリックで終了する機能」も私自身は便利だと思うのですが、戸惑われる方も多いためオプション設定化しました。新規に作成するソフトではこの機能をつけないようにしています。
時計をきっちり画面の右上に寄せて置くと見栄えがいいかも知れませんが、あえてずらして置くだけでボタン類との干渉は避けられます。
ブラウザを最大化した状態で言えば、時計の上端をメニューバーの下端に合わせて置くと、(常にいずれかのアプリケーションを最大化して使う限りは)いかなるボタン類とも干渉しません。アドレスバーのリストを展開するボタンと重なったりもしますが、このボタンは滅多にクリックすることがありません(私の場合)。
これだけでは何ですので…。
・「アップル、ウィンドウ半透明化技術で特許を申請--少しずつ透き通っていく?」
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20067283,00.htm
> 「視覚的な透明度が一定のレベルに達すると、
> そのウィンドウ部分へのユーザー入力は、
> 上に重なるウィンドウのコンテンツではなく、
> その下にあるオブジェクトに対する操作として解釈される」
> とAppleは説明している。
こういう機能をOS側が標準で提供してくれるようになると、デスクトップアクセサリ(ガジェット)の作者はだいぶ楽をできるようになりますね。